
花ちゃんの渡航書もでき、いよいよ長旅の始まりです。領事館の人からは、出国のときスムーズにいかない場合もあると脅されていましたが、出国はスムーズです。アメリカは入国は厳しいですが、出国は本当に楽です。ちゃんと仕事しろよという感じです。
以前も書いたかもしれませんが、黒人の方はてきぱきとやってくれません。入国管理官でさえ、友達がくれば、しばらくおしゃべりします。気分しだい(たぶん時間が来たからと思うが)で簡単に閉めてしまいます。私が入国したときは日系の方でしたが、後ろにたくさん人が待っているのに、いろいろと詮索してきました。最後には丁寧に、「お気をつけて行ってらっしゃい」とたどたどしい日本語で送ってくださいました。
店のサービスにしても、やはり日本人は優秀だと思います。アメリカ人と話していると、どちらが客か店員かわかりません。日本人が繊細すぎるのかもしれません。
とにかく、花ちゃんを連れて飛行機で13時間、3時間おきにミルクとおしめを替え、本当に大変でした。でも花ちゃんも緊張したせいか、泣いても、激しく泣くことはありませんでした。隣の席にカーシートをつけてくれたのですが、花ちゃんはカーシートを嫌がり、ほとんど私の膝を寝ていました。私は一睡もできませんでしたが、かわいい娘を抱いての旅なのでうれしくもありました。
ところで、この空港にはカートが少なく、出国手続きをしたなかには、カートはひとつもありませんでした。結局、私は花ちゃんをカーシートに乗せて持ち運ぶしかありませんでした。機内のカーシートの持ち込みはOKでした。客室乗務員の方が何か話していましたが、英語なので分かりません。こういうときは英語が分からないのもいいものですね。
日本に帰ってからは時計を日本時間に合わすのを忘れて、結局、成田エクスプレスの特急券をふいにしてしまいました。駅員さんからは立ち席なら乗れますと言われたのですが、切符販売の女性からは特急券を買いなおさないと成田エクスプレスには乗れないと言われて、しかたなく快速で帰ってきました。

